周りに気付かれない矯正治療。
従来の矯正治療は、歯の表側に矯正装置を付けるためとても目立っていましたが、見えない裏舌側矯正では歯の裏側に装置を付けることで周りに気付かれる事なく歯並びを整える事が可能です。見た目の印象が気になって矯正治療に踏み込めなかった方に適した治療方法です。

見えない矯正について
見えない矯正はどこでも受けられるの?
この見えない矯正は高度な技術が必要な為、どの医院でも治療が可能というわけではありません。当院は、矯正治療を専門で行っており開業以来多くの矯正治療の患者さまを治療してきました。その実績と経験で見えない矯正を、1人でも多くの患者さまにご提案できればと思っております。
こんな方におすすめ!
- 周りの人に装置を見られたくない方
- 接客業など人前に立つお仕事の方
- 矯正治療中にホワイトニングをしたい方
- 就職活動、成人式、結婚式などの予定がある方
裏側舌側矯正のメリット
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気付かれにくく、高い審美性を保ちながらストレスの少ない治療ができる
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矯正装置による口元の突出感がなく違和感が少ない
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突出感がないので早い段階で美しい横顔に近づける
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治療期間中にホワイトニングができる
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症例により表側矯正より短い期間で治療可能な場合がある
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楽器演奏の際に邪魔にならない
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スポーツなどによる外傷の危険性が少ない
裏側舌側矯正のデメリット
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装着当初は発音がしにくい
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舌に違和感を感じる場合がある
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他の治療法と比べると費用が高い
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表側矯正と比べ、治療期間が長くなる場合がある
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症例によって裏側矯正が適さない場合がある
違和感の少ない
矯正装置の作製


歯の裏側から歯並びをコントロールするリンガルブラケット矯正装置は、装置をつくる歯科技工士にも高い技術が求められます。 まず治療後の歯並びを模型で製作し、その後矯正装置を模型に仮装着することで正しい歯並びに導く矯正装置をオーダーメイドで製作します。また装着時の違和感を最小限に抑えるため、模型でのシミュレーションを行った上で患者さまのお口の中へ装着します。矯正医と歯科技工士が連携し歯並びの変化を考慮した装置を製作することで、装着時にしっかりとフィットし違和感の少ない矯正装置に仕上がり、理想の歯並びに導くことができます。
装置製作と治療の流れ
- STEP.1
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治療計画と模型の作製
まずは患者様のお口の中の写真やレントゲン撮影、歯型取りを行います。横顔のレントゲンを分析、数値化し一人ひとりに合った細かい治療計画を立てていきます。(必要な場合にはCT撮影を行い骨の幅や根っこの状態を確認します)
- STEP.2
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治療後の歯並びのイメージ模型を作製
作製した模型から、歯を一本ずつ切り出し、根っこまで作製した状態の歯を手作業で平面上に並べていきます。そこから、特別な装置を使用し、矯正治療中に動かしていきたい歯の角度や治療ゴールを考え、今度は先程切り出した石膏模型上に歯を戻していきます。
- STEP.3
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作製模型の細部のチェック
歯を一本一本全て模型上に戻した後は、歯の位置や角度、上下の咬み合わせや歯並びなど間違っているものがないか、機能面と審美面を数ミリ単位で細かくチェックします。
- STEP.4
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模型に合わせたワイヤーの作製
治療ゴールをイメージした模型の歯並びを目指しながら、患者様の矯正治療を進めていきます。そのため、最終模型に合わせたワイヤー(針金)を曲げ、そこに矯正装置を付け、歯の裏側の形に添うようベースを矯正装置の裏側の面にひき、患者様の歯にぴったり合う矯正装置に仕上げます。
- STEP.5
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正確な位置に装置を装着するために
実際に患者様の歯に装置を装着するとき、正確な位置に装着できるよう、矯正装置にプラスチックのカバーのようなもの(インダイレクトコア)を作製し完成です。このように、舌側矯正装置は細かく分析された患者様の資料と、豊富な知識と経験をもつプロの手により同じものがひとつとしてない完全オーダーメイドで出来上がります。
- STEP.6
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矯正装置の装着・治療開始
患者様の歯に合わせたコアを使用して矯正装置を装着し、最終模型を元に曲げたワイヤーの力を使って、歯並びを治していきます。
- ※治療の流れに関してはケースにより個人差があるため、追加の治療項目(抜歯など)が加わる場合があります。
※上記の装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。